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編集で困らないために


せっかく撮影した映像も、いざ編集の時に映像を見てみるとちょっとした事で使えない場合があったり、同じ様な映像ばかりで繋ぐのに困ったりする時があります。シーズンが終わって編集を開始してみたら使える映像が足りない...なんて事になると最悪です。そうならない為にどうするべきか解説したいと思います。

撮影は余裕をもって長めに

キッカーで着地した直後や、レールを抜けた後、フリーランでグラトリを決めた後...すぐ撮影を止めていませんか?逆にライダーがアプローチを滑り出してからや、近づいてきてから撮影を開始していませんか?見せ場であるトリックを撮影できても、前後の映像が短ければ編集の繋ぎで特殊効果をかけようと思っても映像の長さが足りなかったりしてしまいます。待ち撮りのところでライダーへの注意として、「すぐに止まらない」と書きましたが、フィルマーもある程度余裕を持って技の前後も撮影しましょう。

同じカメラアングルで撮影しすぎない

キッカー・レールでの撮影では、同じカメラアングルで撮影した映像だと、別のライダーでも同じ映像のような印象を受けてしまうことがあります。しかし同じライダーの同じ技でも、別々のアングルで撮影すれば、それぞれ違った印象の映像になるのです。フィルマーは常に動いて良い撮影ポイントを探り、色々なアングルで撮影しましょう。

フィルマーは滑りを捨てること

これはツライところですが、フィルマーの仕事は良い映像を残すことです。良い映像を残すためにはノートラックのパウダーがあっても、端の映らないところをズルズル降りていって、下から撮影しなければならないこともある地味な役割です。フィルマー自身が滑りを楽しんでいては良い画をおさえることは出来ません。撮影に望む時には滑りを捨て、良い映像を残すことに集中しましょう。とは言っても仲間内でムービーを作る時に、全員を登場させたい場合などもありますよね?その場合は、何人か交代でフィルマーの役を担当すると良いかと思います。フィルマー役にまわったら前述の心がけを守りましょう。

全てが素材となり得る

スノーボードムービーは滑っている映像のみが素材ではありません。市販のDVDを思い浮かべてください。滑りのみで構成されているムービーってありますか?リフトに乗っている映像、キッカーを作っている映像、ただの風景、怪我して病院に行っている映像など、直接滑っていない映像もたくさん使われていますよね?朝家を出発するところから、帰ってくるところまで全てムービーの素材となり得る可能性があります。また滑りとは関係の無い映像、たとえば打ち上げで焼肉を食べている映像だって立派なムービーの素材です。

カメラは録画できるのであれば、常に回しっぱなしにしておきたいところです。ゲレンデに向かう時の車内の様子、ロッジでの昼食、帰り支度の風景など色々と撮影しておきましょう。フィルマーはその時あった映像を唯一残す事ができる特別な存在です。たとえ怪我人が出た時でも、カメラは止めないで可能な限り撮影を続けましょう(2人だけの時や命が関わる場合は別として)。大袈裟に言うとカメラで記録することはフィルマーに課せられた義務なのです。


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