
アラブ首長国連邦のひとつ、ドバイ首長国の首都・ドバイには世界最大の室内スキー場が存在する。

大型ショッピングモール、モールオブエミレーツの一部であるスキードバイ(ski dubai)がそれである。

もともと世界最大の室内スキー場は、今は無きららぽーとスキードームSSAWS であったが、スキードバイも高低差60m 幅80m コース長400mとザウスに迫る規模を誇っている。(ザウスは高低差100m 幅80m コース長480mであった。)
室内は-1から-2度程度に保たれており、6000トンもの雪を使用しているらしい。
料金は2時間で約5000円、一日券だと約8000円とやはり高めだ。
夏場は40度を超える気温となる砂漠地帯に、このような施設を作ることができるのも原油輸出で経済が潤ってるおかげ...と思いがちであるが、実はドバイはアラブ首長国連邦のなかでも石油埋蔵量の少ない国で、すでにGDPで石油の占める割合は一桁となっている事は以外と知られていない。
ドバイは自国の石油埋蔵量の少なさゆえに、80年頃から石油依存型経済からの脱却を模索し、その中でジュベル・アリ・フリーゾーンと呼ばれる経済特区の開設、金融と流通そして観光に力を入れてきた。
その結果、国外資本・外国企業が多くドバイに進出し、さらに原油高による周辺の原油産出国の資本増大という追い風が、ドバイに多くの資本が流れる事に拍車をかけ、ここ30年で驚異的とも言える経済成長を遂げる。間接的とはいえオイルマネーによる要因が強いのは、やはり間違いなさそうだ。
しかしながら、ここ数年の異常ともいえる原油価格の高騰、そして驚異的な速さで進む温暖化への警戒によって、この先もし世界的に石油離れが進めばこの繁栄もどうなるかわからないだろう。現在の原油高はアメリカ経済の不振による投棄マネーの流入といわれており、実際の需要と供給のバランスによる高騰では無いといわれているが、石油代替エネルギーの開発は着実に進んでいる。
今年末完成に向けて世界一高いビル「ブルジュ・ドバイ」の建設が進んでいるそうであるが、それが天まで届く塔を作ろうとして神の怒りにふれたという、聖書の「バベルの塔」と重なってしまうのは考えすぎだろうか?
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