一歩進んだ映像を撮影するには

これまでに紹介した撮影方法でも十分ムービーは作成できますが、ここでは一歩進んだ映像を撮影するにはどうしたらよいのか解説したいと思います。

3次元的にアングルを考える

カメラアングルの解説のところでは、アイテムやライダーに対して平行な位置関係で解説していましたが、同じ位置でもカメラ位置の高さを変えてみると、映像の雰囲気がかなり変わります。たとえばキッカーの撮影で、雪面を入れたローアングルで斜め後ろから撮影すると、飛んでいく感じが強調されます。また、高いところから見下ろすように撮影すると、横から撮影するよりトリック全体がわかりやすくなります。いろいろと試して、良いカメラアングルを探してみてください。

リフト・ゴンドラから撮影

これは上の具体例となりますが、あらかじめライダーがスタート位置で待機しておいて、フィルマーがリフト・ゴンドラ上で撮影準備ができたらライダーが滑り始め、それをフィルマーが上から撮影するというものです。リフト・ゴンドラの高さにもよりますが、ちょっとした空撮チックな映像を撮影できます。この場合、場所が安定していてもズームは使わないでゲレンデ全体を入れつつ撮影すると距離感が出て良いかと思います。あとスタートの合図するのに無線機があると便利です。

自分を撮影

これはフィルマーが自らにカメラを向けて撮影するというものです。たとえばノーズが雪を掻き分けているところや、レールを擦るところを撮影することが出来ます。この場合、短い距離で広い画角を撮影できる広角レンズや魚眼レンズを組み合わせると効果的です。また撮影に気をとられて転ばないように気をつけてください。

逆光をうまく利用

ビデオカメラで太陽などの光源を撮影すると、レンズを通る光の乱反射により、フレアーやゴーストと呼ばれる光のすじや輪が映ります。本来は映像にとって邪魔な存在なのですが、うまく利用すると一風変わった映像を撮影することが出来ます。たとえばエアーのピークが逆光となるアングルで撮影したり、ライダーが並んで立っているところを逆光で撮影すると、人物は暗くなってしまいますがバックの光源から出るフレアーなどと重なり、風情のある映像となります。この場合逆光補正をOFFにしておくのを忘れずに。

逆光の活用例

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