撮影を開始する前に「準備編」の最初で言っていた「作品のコンセプト」についてもう一度考えておきましょう。これは出演者を含めて知っておく必要があります。

撮影前に最低限考えておきたいのは「誰に見せる作品なのか?」ということです。仲間内のみの鑑賞用なのか、チームのプロモーションとしての作品で仲間以外にも見せる機会があるのか、Webで不特定多数の人に配信するのか...など、いろいろとケースは考えられます。たとえば仲間内のみでの鑑賞であれば、仲間内でしか分からない内輪ネタ的な映像も使えますし、わりとオフショット(滑っているところ以外の映像、たとえば打ち上げの焼肉や旅行で泊まってる部屋での様子とか)もたくさん使っていいと思います。
しかし外部の人にも見せるのであれば、これらの映像を多用すると、映像の意味がわからなかったり、飽きてしまったりと見ていて不都合が生じる恐れがあります。
外部の人も見る可能性があるのであれば、それらの映像を使用を抑えたり、ネタ解説のテロップを入れたりと編集で工夫する必要が出てくるわけです。

また、WEBなどで不特定多数の人に見てもらう場合は、出演する人全員に不特定多数の人に見られたりしても良いのか確認しておく必要があります。たとえば「すべりを見られるのはいいけど、顔をWebで公開されるのはヤダ」なんて人がいた場合は、アップでの撮影を控えたり、撮影するとしてもゴーグルをしているところを撮影してあげるなどライダーに配慮してあげることも大切です。ムービー作成はフィルマー(撮る側)とライダー(撮られる側)双方の信頼・協力によって成し遂げられるモノだと思いますので、作品の配布先は出演者も含め全員が納得した上で決めましょう。

そしてできれば作品のパート構成も考えておきたいです。パートとは何かというと、市販のビデオでは

オープニング→出演ライダー1→出演ライダー2→...クラッシュシーン→エンディング

のようにテーマに基づいたシーンで分かれていますよね?この分かれている1単位の映像をパートと呼びます。WEBで配信する場合は、あまり長い作品ですとファイルの容量も大きくなりますので、1パートのみが多いですが、DVDやVHSとして配布するような長編だとパート分けする必要があります。

なぜかというと、映画やドラマのような物語と違い、ストーリー性の無いスノーボードの映像というのは、たとえボード好きな人にとっても見つづけるのには限界があるからです。数分から長くても10分くらいで一度休みを入れてやることで、見る側の集中力が持続します。
パートは上の例のように、大抵オープニングから出演ライダー順にいって最後にクラッシュシーンをはさんでエンディング...というような感じで良いと思いますが、キッカーシーン・グラトリシーンなどや、滑ったゲレンデでパートを分けるという方法もあります。
これだと出演してくれた人が、観賞するとき退屈しないですみますし(やっぱり一番興味があるのは自分の滑ってるところでしょうから)、ライダーが少なくて1パートの時間が長くなってしまう場合も細かくパートを分けることができます。ただ、作品の流れを厳密に決めることは撮影前の時点では出来ないと思いますし、撮影をしている中でアイディアが浮かぶ場合もありますので、パート構成を考えるのは大体で良いと思います。

こうして作品の流れや最終的な観賞対象などコンセプトを事前に決めておけば、漠然と撮影を開始するより撮るべき映像を押さえやすくなりますし、撮影をやり直したりすることも最小限に抑えられますので、出演者も含め撮影前に話し合っておきましょう。

そしていよいよ撮影現場に向かうわけですが、出かける前に以下の点のチェックを忘れないでください。

  1. カメラのバッテリー
    撮影前夜から充電してフルの状態にしておきましょう。また荷物になりますが充電器は持っていきましょう。予備バッテリーがあると文句なしです。
  2. 記録メディア
    DVカメラやDVDハンディカムの場合は、テープや記録用DVDがコンビニでも売られていますが、予備は多めに持っていきましょう。ムービーカメラなどメディアが高価であまり予備を用意できない場合は、ノートパソコンを撮影現場に持参して、撮影した動画をパソコンに保管するということで対応する手もあります。
  3. カメラの動作
    事前にちゃんと撮影できるかチェックしましょう。DVカメラやDVDハンディカムで撮影した映像にノイズが入るようなら、ヘッドクリーニングやレンズクリーニングで対応を。

問題無しならいよいよゲレンデで撮影開始です。

ブログランキングに参加してます。
にほんブログ村 スキースノボーブログへ 人気ブログランキング

Sponsored Link

Site Info

携帯サイト

カッティングステッカー製作します

このサイトのフィードを表示 このサイトのフィードを表示